不安の種
今回はコミックです。
「不安の種」というタイトル通り、
何やら胸をザワつかせてくれる
ありそうでなかったタイプの「魅せるホラー」です。
「ありそうでなかった」というのは、
ジャンル分けが、なんてつけたらいいのかな?という感じ。
都市伝説のようで、耳袋的なようで、怪談タイプのようで・・・
日常の「もしかしたら・・・」という不安を弄られるような
そんな気持ちにさせてくれるタイプのホラーです。
そして「魅せる」というのは。
このコミックの見所は、何と言っても
クリーチャー的な「怖いものたち」!!
ビックリするくらい突いてきます。
「げげっ!!!!キモ!!!」
あ、これは褒め言葉ですm(_ _)m
いいクリーチャー作ってくださるんです。
ほんと。ホクホク。
そして嬉しい事に短編集なので、
いろ〜んな「げげっ!!」を楽しむ事ができるのも
このコミックの素晴らしいところです。
う〜ん。それにしても
中だるみせず、毎回毎回このクオリティーの
クリーチャー作って連載って、すごい才能。
クリーチャーデザインの天才!!と言っても
過言では無いかもしれない。
人のざわつくポイントを絵で攻めるって、
画力もさる事ながら、結構難しいですもんね。
因みに、こちらの「不安の種」は3巻まで出ているんですが、
続編に「不安の種+(プラス)」というのも出ています。
こちらも・・・いいんですよ〜。うふふ。
いいキャラ出てきます!!
キンドル版でも出ているので
表紙イラストで興味が湧いたなら
ぜひページをめくってみてください。
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「不安の種 (1)」コミック
中山 昌亮 (著)
出版社: 秋田書店 (2004/6/24)
ISBN-10: 425310486X
ISBN-13: 978-4253104869
発売日: 2004/6/24
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